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印刷方法を学ぶ

版画と同じ考え方

Tシャツにプリントを行うときの方法として定番なのは、シルクスクリーン印刷と呼ばれる手法です。オリジナルTシャツのほとんどが、シルクスクリーン印刷によって作られていると言っても過言ではありません。
もちろん、シルクスクリーン印刷がすべての方法ではありません。ですが、最も価格とデザインの自由度のバランスがとれている手法としてよく使われることから、シルクスクリーン印刷はTシャツプリントの定番です。
シルクスクリーン印刷の特徴は、版画と同じ考え方でTシャツにプリントをする点にあります。
版と呼ばれる型抜き加工をデザインのとおりに施したスクリーンをTシャツの上に乗せて、その上からプリントする顔料を塗りつけていきます。すると、版の型抜きを透過した顔料がTシャツに定着して、デザイン通りのプリントが完成します。
ある程度細かなデザインでも、多色刷りにも、限度を超えなければいくらでも対応できる自由度の高さがあるため、多くのプリントはシルクスクリーン印刷で解決出来ます。

版が増えると高くなる

Tシャツにプリントを施す中で定番のシルクスクリーン印刷は、版が増えると高くなる点に注意が必要です。
一つの版につき一つの色しか載せられないため、細かなデザインに合わせて色を変えたいという場合には高額な見積もりがかかる場合も否定できません。
人間の姿を髪色や肌の色、服の色までこだわって作りこむ場合、例えば髪を黒色、肌を茶色、服を赤色とした場合は三色分の版が必要です。
結果として、版代が三色分必要になるため、見積は高くなりやすいです。デザインによって変わりますが、シルクスクリーン印刷の場合一版から二版で表現できる範囲のデザインに着地することが多いです。
場合によっては、Tシャツのボディカラーまで活用して、三色を二版で表現する計算が行われることもあります。反対に、資金に余裕があるなら思い切って版を増やすこともひとつの考えとして問題ありません。
ただし、版が多くなってくると細かなデザインが潰れることも懸念されます。多色刷りの上でとても細かいデザインを再現したい場合は、転写プリントなどの違った方法を検討することも欠かせません。
反対に、ロゴや名前をプリントするだけなら、基本的にはシルクスクリーン印刷で十分その役目を果たすことができます。
必要に応じて、表現したいものに合わせて、導入できる手法を選択することが、とても大切なことです。